俺様社長は純情な田舎娘を溺愛する
「果穂、脚立を人数分用意してくれ。」

「はーい。お父さん!」

後から来た兄も合流して収穫作業は始まった。

「今年はよく晴れたし、雨もほどほど降ったから美味しいみかんが採れるぞ。」
そう言って父は他の畑の消毒へ出かけて行った。

私と兄は、お年寄りと共に一緒に収穫作業に入る。

こんなふうに、毎日は平和でのんびりとした時間の中で過ぎて行く。
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