初恋はヤンキーくんと
「あっ、あたし先生に呼ばれてたんだった!」
愛華が言った。
「え、そうなの?」
「うん!ごめん!またあとでね~」
「うん」
はぁ…一人になってしまった…
ヤンキーどもは、あたしに対する扱いは
マシにはなったけど…
あのヤンキーの中にまで入って
大翔に会いに行く勇気はない……
…トイレでも行こっかな…
あたしはそう思い、立ち上がった。
そして、廊下に出てトイレに向かおうとしたとき―…
「森川ッ♪」
中村君が来た。
「な、中村君」
…なんだろう?