先生は意地でも振り向いてくれない

「先生とか辞めときなよ」



次の休み時間。

梶くんは髪の毛を束ねて先生に見せている私を見ていたらしい。



「辞めない」

「勝算ないよ」

「勝ち負けで恋愛してない」

「でも全然相手にされてなくない?」

「ぐう…」



それは身をもって知ってるけど、他の人に言われるとちょっとキツイ。

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