トゥインクル・ラバー!
☆真っ黒の過去から
「……え?」
「エ?」
頬をつねってみても、痛みしか残らない。
今
いま、
なんて…!?
「あ…あの、わたしですか…っ!?」
「ウム、テイク2?仕方あるまい。2年C組、園枝菜咲…」
「ちょっと待ってください!」
「…ナニ?」
サングラスに反射していたはずの、穏やかな光が静かに消えた気がする。
「スターストーン!わたし、スターストーン10個しか持ってないですよ!きっと他の人のほうが…」
「“拒否しているから手元に10個しかない”、だろう?」
「――…っ!」
正面から斬るような、低い声だった。
「キミとは一度話がしたくて呼んだのだ。ミーはそれなりの対価も用意したうえでスターストーン制度を作ったけれど、キミには響かなかったかな」