記憶屋【生徒会長・いじめられっ子篇】
「貞子だ。どきなよ!」

バシッ!

「イタっ」

後ろからバックで頭を殴られた。

同じクラスの女子だ。

「邪魔なんだよ!」

ドッ!

今度は体当たりをされた。

彼も同じクラスの生徒。

大抵、道を歩いていて、同じクラスの連中に会ってしまうと、こんな感じだ。

駅から学校までは20分。

学校に到着し下駄箱に行くと、私の靴入れに上履きがなくなっていた。
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