記憶屋【生徒会長・いじめられっ子篇】
生徒会には1年の時から在籍しており、3年になって生徒会選挙によって生徒会長に選ばれた。

生徒会長になって2ヶ月が過ぎた。

今日は各学年のフロアを見回りに歩いていた。

1年がいる3階のフロア、2年がいる2階のフロアを歩いていた。

どちらの階も休み時間という事もあって、活気に溢れていた。

「キャーキャー」

「キャー、カッコいい」

「チョー、イケメン」

あちこちこら黄色い歓声が聞こえてきた。

「生徒会長、握手して下さい」

「生徒会長、サイン下さい」

「写真を一緒に撮って下さい」

女子生徒が次から次と握手とサインを求めてきた。

悪い気はしないけど、私は芸能人ではなく、ただの生徒会長。

でも、私がキッカケで生徒会に興味をもってもらえれば幸いだ。

そして、1人1人が学校をより一層より良いものにしていくという考えを持ってもらえれば最高だ。

さらに歩いて行くと、バカふざけをしているしている生徒を数人見かけたので注意をした。

メインは2年のフロアだ。

数日前に職員室の前に置いてある目安箱に手紙が入れられていたからである。
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