恋するgirl☆~永遠の愛~
結局、連れて来られたのはホテルのスイートルームの前。
「ここは、親父専用の部屋何だってさ。俺は入っていいんだけど♪」
「そ…そうなんだ。」
どうしよう…
勝手に彼女として話されてたなんて…
――――ピンポーン
朔夜くんが部屋のチャイムを押す。
すると、中から
「朔夜か?…入りなさい。」
朔夜くんのお父さんらしき人の声。
そして朔夜くんがドアを開けて入った。
私も躊躇いながらも、
部屋へと一歩踏み出した。
「どうしてあんたがいるんだ!?ここは家族や関係者以外入れないはずだぞ!?」
朔夜くんが驚きながら声をあげた。
思わず私も先を見た…
―――…私の目線の先にいたのは、
「ど―も。河野内 朔夜くん。
瞳を返して貰おうか?」
私の大切な人…
「―――…孝幸ッ!!」