恋するgirl☆~永遠の愛~


また静かになった寝室。


「…とんだ邪魔が入ったな。」


「びっくりしたし、怖かったよ…。」


「もう大丈夫だからな。」


「孝幸…あの人達と知り合いなの?
何か、孝幸、怖い人だった。」


本当に、あんな低い声で、怖い言葉使いで…初めてみた、あんな孝幸。


でも…ちょっとカッコ良く見えちゃった。孝幸は、すごく頼りになる。


でも、私の前では、いつも優しい孝幸でいてね♪


「ごめんな。怖いとこ見せて…。
だけど、瞳だけには優しいよ。
…瞳を抱くときもな?」


「ば…ばかぁ!いぢわるなくせに…
…ちょっ…ぁっ、あん…」


「それがいいくせに♪」


「もう孝幸…好きぃ。。」


「俺も。好きだ。…愛してる。」




それから私達は、深く深く愛し合った。



離れていた部分を埋めるように…


ううん、二度と離れてしまわないように、ひとつに溶けるように…。



久しぶりに愛で溢れた寝室は、優しくて温かくて、2人を包み込んだ。




< 290 / 377 >

この作品をシェア

pagetop