あやかし学校
「ずるーい! 私も入る!」


すぐに金子が便乗する。


「ね、ねぇ……ふたりとも。聞きたいことが沢山あるんだ」


「なに?」


金子が目をしばたかせて言う。


「君たちはその……人間? 妖怪?」


その質問に銀太がニヤリと笑う。


「沢山の質問についてはゆっくり答えて行くよ。なんていっても俺たちは転校生だ。お互いにわからないことだらけだもんな」


それって、もういなくならないってことだろうか?


僕の胸が熱くなるのを感じる。


これから先は金子と銀太と一緒に、ずっと一緒にいられるってことだろうか。


嬉しさに笑みが止まらなくなる。


銀太のキーホルダーが小さく震えて、中からチリンッと鈴の音が鳴った。


これは妖怪たちからのお礼なのかもしれない。


僕はそう思ったのだった。


END
< 134 / 134 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:7

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

怪異ハンター

総文字数/2,887

ホラー・オカルト10ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
「怪異ハンター」 僕らは僕らの弟を探すために 怪異ハンターになった
#自殺志願者募集

総文字数/75,125

ホラー・オカルト280ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
#自殺志願者募集 私と一緒に死にたい子 集まれ!
海姫物語

総文字数/36,953

恋愛(純愛)136ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
「海姫物語」 幼い頃事故にあった私たちは海に浮かぶ孤島で暮らしている 私たちの存在はひた隠しにされ 世間から隔離される…

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop