Honey Trap

答えはひとつしかない、と言わんばかりにそれに応えることは許されず、「好き」の言葉は、再び触れ合った唇に呑み込まれていった。





知らなかった。


手に入らないと思っていたその心は、こんなにも近くにあったこと。



この恋に絆された熱を共有するたびに、これからは愛おしさを与え合っていけるだろう。