金髪くんと無自覚女子

「朱里の事が好きだから」

え？斗真が私の事を好き！？


まさか恋愛的な感情じゃないだろうし
友達としてってことだよね？？


「それは友達としてだよね？？」


「違う、1人の女の子として朱里のことが好きだ。」


斗真のその言葉を聞いて私は嬉しい！そう思った

なんで今嬉しいって感じたんだろう。もしかして私斗真のこと好きなのかな

そういえば最近ずっと斗真のことばっか考えてた。少女漫画にも好きになるとその人のことばかり考えてしまうって書いてあった

やっぱり私斗真のことが好きなんだ。

そう気づいた

なら斗真が私に伝えてくれたように私も斗真に伝えよう

「斗真、私も斗真のことが好きです。」
私がそう言うと斗真が嬉しそうにふっと微笑んで「俺と付き合ってください」と言ってくれた
「はい！」