一度倒れたら、溺愛がとまりません!!
一章

始まり


私、有川 南は好奇心旺盛の女子高校生。

普通の人と少し違うのは、やっかいな持病を抱えてるだけ、そう自分では思っている

私の病は、薬を飲まないと、呼吸がつらくなってしまう、そんな病気。でも、このことを知られて変に心配されるのも苦手、だから、ほんの一部の人しか知らない。

廊下を歩いていると、
「おはよ」私の後ろから声がした。
その声は、「おはよう、晴」
彼は、三浦 晴基(はるき)
私の隣の家に住んでる。
いわゆる幼馴染。
晴は、イケメン。学年一モテていると言っても過言ではない。
でも、少し口が悪いところがある。
口の悪さは、親しい人しか知らない。
逆に言うと、親しい人にしか悪口をこぼさないから。
 
だから、その影響で晴はクールキャラになっている。
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