一度倒れたら、溺愛がとまりません!!
あれこれ片付けて晴の部屋に入ると

「ここのベッドで寝て」
と晴に言われた。

「なんで?晴はどこで寝るの?」

「ここ。一緒に寝るのが手っ取り早いでしょ」
さっき見た腹黒晴基は間違えじゃなかったんだ。

「え?!ちょ、わ!」
晴にむりやり後ろからハグされるかのようにベッドで寝かせられた。

「さっ、寝よ」
何事もなかったように涼しい顔して晴が言った。

「せまくない?やっぱわたし」

「狭くない。セミダブルだから。大丈夫でしょ」
私だけドキドキと緊張が止まらないのに
晴は…余裕そう。

悔し!
私はそのよくわからない悔しさから、晴の腕を自分の頭の下にやった。

「これが南の抵抗?可愛すぎだろ」
晴がボソっとなにか言った。

「なあに?なんか言った?」

「いや、安心するだけ」
晴は、南の髪に顔をうずめた。
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