一度倒れたら、溺愛がとまりません!!
私はアイス、夏は買ってきたお弁当を一緒に食べ始めた。

「夏は彼女いないの?」

「ブハッ、…急に聞く?」

「あ〜、ごめんごめん。かっこいいからいないのかなって」

「……晴兄には、内緒ね」
ちょっと、顔をふせて照れてる夏が可愛かった。

「うん!」

「彼女って言うか気になってる人はいる。
大学入って、色んな女の人に言い寄られたけど…その子だけは俺が話しかけるまで
全然って感じで俺と話をしているときも普通の友達として接してくれてて息がしやすいんだよね」

「兄弟でよくモテるね」

「何いってんの?みー姉もモテてるからね?!気づいてないと思うけど。
俺等からしたら、幼馴染みで誰も寄せ付けなかったんだから。二人は」

「え?!そうなの?でも、私告白されたこと晴と他に1人にしかないんだけど…」

「それは晴兄と一緒にいる期間で、でしょ?晴兄と離れて暮らすようになってから
告白されなかった?」

「…あ…あったかも。付き合おうって言われてどこまで?って答えた記憶ある!」

「大分、雑な断わり方だけど…なんでそんなあやふやなの?」

「私、頭いい方じゃなかったから医者になるためにあんま人間の感情捨ててたから」

「その頃を見てみたい」
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