溺愛執事と極上生活
「おはようございます、風葉様!」

毅登の腕枕で包まれるように寝ていた、風葉。
目を覚ますと、毅登が微笑み見つめていた。

「毅登さん、寝ました?」

「いえ!風葉様の寝顔を見てたら、寝れなくて!」

「フフ…“また”ですか?(笑)」

「だって、風葉様の寝顔は天使みたいに可愛くて、綺麗なんですもん!」

「ちゃんと寝てください!(笑)」
風葉は、優しく毅登の頭を撫でた。

「フフ…気持ちいいです…!」
「フフ…少し、寝てください。
今日は、学校お休みだし。
こうして、頭を撫でてますから」

「はい…!」

「おやすみなさい、毅登さん」
「おやすみなさいませ、風葉様…!」



溺愛執事・名高 毅登と、元・庶民令嬢・芥田神 風葉。

二人の日常は、甘くて、温かい。


「風葉様。はい、あーん!」
「あ、あーん…////」

「はぁ…可愛い……
次、あーんしてる姿を写真に納めていいですか?」
「え!?だ、ダメです!!/////」

「フフ…残念…!」




「風葉様、キスしていいですか?」
「はい。
…………あ、口唇はダ━━━━━んんっ!!?」

「……ん…風葉様の口唇、気持ちいい…」
「口唇はダメって、今……」

「でも、キスしていいって言いましたよ?風葉様」
「う…だから、今……」

「ん?風葉様“はい”って言いましたよね?」

「………」

相変わらず言質を取られてる風葉だが、二人は毎日幸せに過ごしている。




そんな二人の、甘い極上生活物語━━━━━━━












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