君と私の秘密
-キーンコーンカーンコーン-

はぁ…やっと終わった。

初めて授業というものを受けだが全く楽しくない。

なぜ人間はこんなことを毎日しているんだ？

そんなことを考えていた俺の元へ女子達が集まりだした。

なんなんだよ。

｢ねぇねぇ！零斗くんって彼女とかいるの？｣

は？なんなんだこいつ。

｢いねーよ。｣

めんどくさくて素っ気なく答えた。

軽く周りを見渡せば他クラスの女子も見に来ていた。

お前ら全員どんだけ暇なんだよ。

-キーンコーンカーンコーン-

授業始まりの合図とともに｢またね！｣と皆ぞろぞろと席へ戻っていく。

またねって…もう来るんじゃねぇよ、めんどくせぇ。

まぁ、そんな俺の願いも虚しくこいつらは飽きもせず休み時間になると毎回やってくる。

あぁー…マジでだりぃ…。

どうすっかなぁ…。

考えに考えた結果、寝ることにした。

寝てりゃ誰も来ねぇだろ。

俺は机に突っ伏し意識を手放した。
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