魔王様に溺愛されています
 この光…温かい…

 「リーシア!」

 「リーシアさん、今のうちにこちらへ!」

 「…カイル殿下?」

 この光はカイル殿下が?そうだここから離れないと…体が動かない…なんで?

 黒い霧が私に迫ってくる…やばい…

 「リーシア!」

 クエルが目の前で黒い霧をとめている…

 「クエル、危ない…」

 「大丈夫だ!こんな霧くらい…」

 「全員、伏せろ!」

 そう言うと、同時に光が霧をはらった。
< 50 / 80 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop