魔王様に溺愛されています
 「クエル様!今日もその方と一緒なんですね」

 「何か悪いか?」

 「いえ…何も」

 そう言うと、女性たちは、席へと戻っていった。

 「少し愛想よくしたらどうですか?」

 「リーシア以外に興味はない」

 言い切った…うれしいけど…

 「さて今日は、星のかけらについて話しましょうか」

 先生が話し始める。星のかけら…

 「魔力の根源です。皆さん、親からかけらのアクセサリーを見に着けてそのおかげで魔法が使えています」

 かけらのおかげで…?じゃあ、私は…みんなと違うの?
< 79 / 80 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop