小悪魔と仮面舞踏会

『とにかく来年の仮面舞踏会が最後のチャンスだと思って?』

「仮面舞踏会ってどんなことすんだ?」

『つまりみんなそれぞれ変装してくるわけよ。例えばドラキュラの格好してくる人も居れば魔女の格好してくる人も居るし、妖精の格好とかも色々だけど…私が考えたのは全く違った内容。アナタをテストするから。』

「松山の考えた内容って?」

『みんなに私と全く同じ格好をしてもらう。あっ。ちなみに女子限定ね。』

「あっあぁもちろん。」

『髪型も服装も全て。あと目にもキラキラのピンクのファーも付いたサングラス?みたいなのかけてもらうから。』

「えっ!?」

『一発で私だって分かったら私を見つけることができたら、彼女として付き合ってあげるわ。』

「ほっ本当か!?」

『えぇ。勿論。ウソは言わないわ。私を探し出せるかが問題だけど?(笑)』

「って!ちょっと待て?来年っつたよな?」

『えぇ。来年よ?今年はもうパーティー終わったじゃない?アナタが来年のハロウィンまで私を思い続けて居られればだけど?』

試すようにそう言うと

「んなの大丈夫だ!」

堂々とそう言った

『そう…。仮面舞踏会がたのしみね?』

小さく笑ってそう言うと宮沢は顔を赤らめながらも

「あぁ。待ちきれねぇよ!///」

と言った。

きっと宮沢なら大丈夫。

私を見つけてくれる。

だって…ちゃんと

私を受け止めてくれたから。

だから来年の仮面舞踏会まで

私を好きで居てね?

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