コンコン!と愛されるう~~❣/エロティックホラーSS選❺

朝の朝礼…。

それ…、苦痛だって!

いやいや、拷問だって‼

校長の長い長い空訓読…

パスタを茹でて、モヤモヤ舞い漂うモワ~な湯気の如くあの辛い空気…

貧血知らずの高血圧少年も卒倒ものの、鼻を劈く混ざり香…

そうだって!

あの日…、貧血バタンキューなんてとんだ他人事だったオレにとって、ついに、全身の血を丸抜きされたその瞬間…!

そうだって!

振り向いていたんだよ‼

あの女子生徒…

にっこりとニヤッの中間なスマイル顔をビーム浴びしたあの日だっての!

もう…、ぞーっときてたまらなかったわ。

で!

失神したわ、オレ…

記憶飛んで、あの彼女のこの世かよってくらいの俗汚れなホトケツラでいて、どんと天使って匂いだったわ。

”うふふ~~、私達、まだ小学生だもんね。大胆なコト…、ステキなそんなことまではムリだしね💛○○君…、いずれね~~。そん時を私は、楽しみしてるからん…❣”

オレは貧血で足元から地面に吸い取られるようなあの卒倒感に抱き寄せられる中、永遠の刻印を受けた。


***


「あはは…。見てよ、○○君~~💛英語の試験はワタシのコレ(丸わかり暗記ノート?)を見れば今度の試験、全部正解よ~ん❣」

「ああ、アリガト、早川さん…。じゃあ、オレは何をお礼しようかな…❓」

「決まってるでしょー!アナタの得意な科目は一つしかないじゃないのよ!」

「え…?じゃあ…、アレ?」

「そーよ!」

オレは彼女のリクエストを察知し、その準備に入った。


***


「すごい!すごいわ~。やっぱ、○○君は私の好みだけあるわーん💖」

彼女にはえらく感謝された。

それは嬉しい。

でも…、しかし…、ちょっと、待てよ~だったわ。

やっぱし!

「アナタの腹違いの弟、ゼッタイ、めちゃくちゃイケてるのよ!地味な、傍からは根暗なガリ勉少女にしか見られない、不運な、誤解されだらけのワタシの神髄をちゃんと、見せてね!」

オレは、彼女の言われるままにした。

交換条件は単純明快だったから!

そうなのよーん~~❣

早川さんの、7歳も年上の教育実習生のおねーさんは、地味女で生理的にぞ~~ってくるゴメンねオンナな早川さんとは天と地の何とかな、オレの永遠の女神だったのだ‼

そして…、オレと早川さんの世にもあり得んレベルの密約は成立!

オレの得意科目…、それって、作文だったから…

モテモテな弟と早川さんを取り持つシナリオと、ション便小学生なオレと早川さんのおねーさんがお近づきになるカラクリ台本…

その両方を早川さんに進呈した訳!


***


で~~!

早川さん…、同級生からはカリスマ的に人気モノだったオレの腹違いの、身長15センチも高くアイドル顔な弟とラブラブな仲になった。

一方のオレも、早川さんの約束に対する誠実な実行力を以って、オレの女神たる彼女のおねーさんとエッチができたんだ!

小学生のオレが!

高校生の愛しきおねーさんと‼

それはそれは…、激しかった…。


***


「あの…、おねーさん、ココでエッチですか?」

「当たり前でしょ!私はね、生徒としてのアナタとエッチするのよ。ここしかないじゃない!」

かくて…、○○君たるオレは…、早川さんの7歳上の狐憑きされたかわいそうな不細工オンナに、小学校の理科室で犯された…

いや、愛された。

”勘弁してくれー!オレが理科室でうっふーんって色目使われたのは、キツネに憑りつかれたあのブサイク女だったのかよ!ジゴクだー!”

と…、心の中で絶叫しながら、思春期真っ盛りの○○君は、しっかり恍惚の性春を貪った。

わー‼

キツネ憑きの姉妹だったのかよー、早川さん~~

結局、オレは26でバツイチ年下の飲み屋で口説いたオンナと結婚したあとも、早川さん姉とエッチを継続中だ。

ちなみに早川さんもおねーさんも、ベッドの上での喘ぎ声はコンコン…💖、であった~

だけど…!

”ああ、クセになりそーだー。貧血になりそ~~💦”





ーオシマイー







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