爽やかイケメンと噂になってもクールなイケメンが好きなのです。

文化祭も終了の時間が近づいてきた。



有里と大冴くんは休憩を終えてやっぱり2人で戻ってきた。


女子からはやっぱり?という声もあったが本当の事は誰も聞けなかった。



無事に文化祭も終わり菜摘は家に帰った。


疲れた……


「お帰り、菜摘〜」



「ただいま、あれ?ご飯作ってくれたの?」



「うん、菜摘今日遅くなるかなって思って、食べようよ」



「うん」



菜穂がご飯作るなんて珍しい



「いつも待ってるのにどうして作る気になったの?」



「お菓子ばっかり作ってるからたまにはいいかなって(笑)」



「瞬弥くんのため?」



「まあ、それもある」



ニコッと笑った。



「今日、ごめんね、学校で色々言われたでしょ」



「まあ、双子?とか」



「菜摘が嫌がるのわかってたんだけどね、今日は瞬くんの為に行ったの」



「瞬弥くん?」



「そう、最近よく声をかけられるらしくて」



「うちの学校?」



「そうみたい……1年生が学校に慣れてきて瞬くんの事かっこいいとかって広がり始めてて部活とかも見に来るんだって」



まあ確かに後輩が知ってくる時期ではある


体育祭もあったし


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