爽やかイケメンと噂になってもクールなイケメンが好きなのです。

別に忙しくはないが……

「まったく、真広(まひろ)のやつー」


大冴はコンビニの1つ手前で曲がり買い物に向かった。



一方菜摘は近くのコンビニに入っていった。


ここのコンビニは意外と広くて高校の近くだからよく制服姿をよく見かける。



夕食はコンビニで済まそっかな



菜摘の両親は医療関係の仕事で夜勤が2人とも多い


高校に入ると夕食は菜摘が作るようになっていた。



はぁ〜もっと本の事話したかったな



「菜摘ちゃん、みっけ」

瞬弥くん達バスケ部がコンビニにいた。



「瞬弥くん、部活は?」



「今日は軽くトレーニングとミーティングだけだから早く終わった」



「そう」


「珍しいよね菜摘ちゃんがこんな時間にコンビニなんて……それに委員会終わってから何でこんな時間まで残ってたの?学校帰りでしょ?」


瞬弥くんは鋭すぎて嘘はつけなさそうって思った。



「そうね、制服だしね(笑)図書室に行ってね、つい寝ちゃったのよね~」



「図書室か、大冴は委員会終わってから部活行った?」


「ううん、実は起こしてくれてそこまで一緒に帰ってたんだけど買い物頼まれたって別れたとこ」



あの大冴が一緒にね~



「買い物ね〜、真広かな」


まひろ?女の人だよね?いや、男の人でも有り得るか



「まひろさんて……彼女とか?」


恐る恐る聞いてみる。

< 30 / 254 >

この作品をシェア

pagetop