ビターショコラ。

「げんかいだろ。」

わかってた、こんなのなんの解決にもならないって。彼女の幸せだと言いながら彼女から逃げた。彼女が一番後悔していたことを自分も平気でした。いや、


平気じゃないから。抑えきれないほど特別で、大切で。愛しくて。

「好きだよ。」

そう言って俺は泣いた。

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