お前を必ず落として見せる~俺様御曹司の執着愛
第六章 まどか、お前を愛している
俺はまどかに自分の気持ちを打ち明けようと決心した。

契約結婚は口実で、お前を愛していると……

そんな俺の元に真凜の動向を追っていた弁護士から連絡があり、

まどかを突き落とした瞬間を見ていた目撃者が現れて、真凜はまどかを突き落とした旨を

自供したとのことだった。

真凜のことは心配ないと言うつもりで、俺はまどかに話した。

「そうですか、でも、私が契約結婚を承諾しなければ、こんなことにはならなかったように思います、真凜さんが可哀想です」

「まどかは本当に気持ちが優しいんだな、子供を失い、怪我させられたにも関わらず、真凜を憎んでもおかしくないのに……」

「そんなことはありません、私さえいなければと思い、衝動的に起こした行為でしょうから、
よほど追い詰められていたと思います」

「まどかはゆっくり身体を休めて、元の生活に戻ろう」

この時、まどかは龍斗の元を離れる決意を固めていた。

病院からまどかの姿が見当たらないと言う連絡が入った。

まさか、どう言うことだ。

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