あなたは私の王子様
葵くん…私の歩幅に合わせてくれてる…。

見た感じ身長180センチはある葵くんと148センチしかない私ではだいぶ歩幅にも差があるはずなのに。

「麗羽最近どう?久しぶりだね、元気?」

「まあまあかな。」

葵くんは私の初恋の人。

向かいの家に住んでいて小さい頃から仲がいいから葵くんだけは緊張せずに話すことが出来る。

私が外に出なさすぎるせいで会うのは2年ぶりくらいだ。

「そういえばお金ありがとね!家着いたら返すね!」
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