秘めたる想いと永遠のバディ
Destiny
正直、この展開には驚いている。

すぐ近くに…しかも、物凄く好みの子が、私と同じだなんて、勝手に運命を感じてしまうではないか。

胡散臭いと思っていたデステニーというマッチングシステムだけれど…まさか、これが運命なの?

ドアがノックされ、

「入るわよー!」

そう言って入ってきたのは、恐らくリサの実の叔母さんと思われるほうの女性。

「ケーキ、出来たから」

笑顔でお茶とケーキを持ってきてくれた。

「ありがとうございます」

さっき見てしまったことを意識しないように答える。
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