イケメン先輩、拾っちゃいました


「それで…わざわざ来てくれたんですか?…」

「うん。かわいーかわいー彼女の誕生日明日なんだからね、だから休みとった。だから、最近忙しかった。だから癒してぇ〜」

…私の誕生日前日に…休みをとるために…仕事頑張ったってこと?…嬉しい…嬉しすぎる…
でも当日は一緒にいれないってことかな?…

「…存分に癒しちゃちます!なにすればいいですか?」

「……結羽から、キスとか?」

「…そんなんで癒されなくないですか?」

そんなことを言うと、私は何故か先輩にお姫様抱っこされて、ベッドに行って、一緒に寝てる状態に…ま、ま、まさか…

「…ちゅ」

「んッ...///」

「…かわいー」

「…せ、先輩!私…まだ…心の…準備がって」

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