ゲームセット

レオンと地下室。

隠れては走り、そうやって囚人たちの目を盗みながら、観覧車へたどり着いた。


観覧車をじっくり観察する。


しかし、怪しいところなどいっさいない。


普通の、観覧車じゃない。


響華は観覧車に夢中で、彼女に近づいている囚人に気づかなかった。


「・・さっきはどうも」


ふいに、響華の耳元で魅力的な声がした。


「!?」


響華は慌てて振り返った。


そして、そいつに銃をつきつけようとしたのだが・・・。


ガシッ!!


そいつに銃を持っているほうの手をねじりあげられてしまった。


「いっ・・・!」


あまりの痛さに銃をはなしてしまった。


しまった!!


そう思い銃を拾おうとしたが、奴に手を押さえられたままで動けなかった。


響華はそいつの顔を見た。


えっ・・・・


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