The previous night of the world revolution~P.D.~
第一部~XII~
――――――…ルルシーとルリシヤを捕らえ、挙句の果てにルルシーのもち肌に痣を作ったクソ野郎共を、盛大にぶちのめしてやろう…と。

そう思っていたのも束の間。

『霧塵会』のリーダーもその側近も、シュノさんに捕まった途端、何の情報も出さずに自害。

何とも歯応えのない奴らである。

どうせ尋問の果てに殺されるのだから、せめて苦しまずに死にたかった…という気持ちは分かるが。

もうちょっと生に執着して欲しかったな。尋問する側としては。

ルルシーをぶん殴ってくれたお礼に、リーダーの髪の毛を全部毟ってやろうと思ってたのに…。

何も出来なくて残念だ。

まぁ、出来なかったものは仕方ない。

尋問の代わりにはならないが、ルルシーとルリシヤが見つけてくれた秘密の資料がある。

せめて、それを読んで何か情報が掴めれば良い…と思っていたのだが。

何事も、一筋縄では行かない。






「…そうですか。結局新兵器っていうのが何なのかは分からずじまい、と…」

「うん…残念だけど」

『霧塵会』が隠していた資料を精査したアイズが、その結果を報告してくれた。

が、あまり芳しくなかったようだ。




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