The previous night of the world revolution~P.D.~
さて、じゃあ今作の解説の続きを。

第二部になると謎の新兵器の行方、『M.T.S社』のリーダー探し。

更には、アシュトーリアさん暗殺未遂事件が起きてしまいます。

さらっと書いてますけど、これ結構な大事件ですよね。

今作のコンセプトは、国内、組織内の内乱をテーマに書いていたので。

今度は、『青薔薇連合会』内での派閥争いが物語の主軸となっています。 

『青薔薇連合会』も一枚岩じゃないんだなーって。

そりゃあ、『青薔薇連合会』は大きな組織ですからね。組織が大きければ大きいほど、派閥争いは頻発するでしょう。

そこで出てきたのがサナリ派と、サナリ派筆頭組織の『ブルーローズ・ユニオン』ですね。

名前は割と適当に決めました。

『ブルーローズ・ユニオン』のリーダーにして、サナリ派代表のセルテリシアちゃんを巡るお話です。

ちなみに、ブロテの側近だったユナ、セルニア、アンブロ、シャニーのお仲間達。

それと、セルテリシアの側近のエペルとミミニア。

これらモブの名前は全員、その場の思いつきです。

主要人物以外のキャラクターの名前は、いつもこんな感じで適当に決めています。

今作に初登場した名前で、真面目に考えたのはブロテとセルテリシアだけですよ。

常に真面目に考えろ。

いや、名前に悩んでる時間あったら、さっさと本編の続き書いた方が有益なような気がして。

人物の名前もさておき、レーザー兵器を造ってた『M.T.S社』なんて。

MTSって何の略かと言うと、「モブ(M)で潰される(T)組織(S)」の略ですからね。

適当どころじゃねぇぞ。

それから、相変わらず桜崎は、リーダー枠を女性にするのが好きなようですね。

帝国自警団のリーダー、ブロテも女の子だし。

『ブルーローズ・ユニオン』のリーダー、セルテリシアも女の子。

アシュトーリアさんも女性だしなぁ。

桜崎の世界の女性は強い。

いや、単にその方が書きやすいってだけです。

ブロテは有能なリーダーですが、そんなブロテに比べると、ぶっちゃけセルテリシアは無能です。

無能とまでは言わずとも、本人の自覚するように、リーダーの素質はほとんどありません。

それでもサナリ派の人々にとっては、セルテリシア自身と言うより、偉大なサナリ・リバニーの血縁者であるという事実が大事なので。

いかにセルテリシアに素質がなくても、セルテリシアこそ『青薔薇連合会』の首領に相応しいと彼女を担ぎ上げています。

優秀な他人か、無能な身内か。難しい選択ですよね。

今作では、セルテリシアが自ら身を引いてアイズを推すことで、一応の解決になっていますが。

これから先、またサナリ派の中でも意見がどう変わるか分かりませんね。

『青薔薇連合会』も大変なんだなーって。

ルレイアがいる限り、大丈夫そうな気がしますけどね。

あぁ、そうだ。さっき『M.T.S社』のことをチラッと話しましたが。

ルーチェスが一時的に記憶と意識を失ったり、レーザー兵器に心臓貫かれた(?)痕があるのに、ピンピンしていた理由。

あの謎は、今後投稿するであろうクロノスタシスⅤにて明らかになります。

ちょっとしたコラボみたいなものなので、特に気にする必要はありません。
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