ラスト・クリスマス
蛇足のあとがき
またしても、これでもか!とアナログ丸出しになりましたが、ここまでお付き合い下さってありがとうございます。

公衆電話やら、手紙の束やら、寝台車まで出てきて、いつの時代よ!?と思われたかもしれません。

そこはやはり…私の趣味です、スミマセン(笑)

たまたま今、96年の日本のドラマを見ているのですが、96年の日本なら、大人はガラケーぐらい持っているかと思いきや、全くケータイは登場せず、それゆえに何時間も待ち続けたり、すれ違ってしまったりする描写もあるのです。

個人的に、ケータイ(特にスマホ)普及後のラブストーリーが、何故か好きになれないのは、恐らくそこかな?という気がします。

何時間も待ち続けたり、すれ違ってしまったり、雨の電話ボックスなどの描写が好みなので(笑)

と言いつつ、多様性の現代のほうが自分には生きやすいので、矛盾していますが。

拙作を書き始めたのは、それこそ、ラスト・クリスマス=去年のクリスマスの前でしたが、クリスマスに間に合わなかったので、書きかけのままで、一旦非公開にしました。

今回のピックアップチャレンジのお題が、クリスマス✕運命の恋とのことで、これは丁度いい!ということで、更新再開。

アナログすぎて、明らかに現在のお話ではないのですが、期せずして、これが現在のお話ではないことが好都合でもありました。

レストランを予約出来なかった上に、イヴに風邪を引くという、敢えてラグジュアリーなデートからは逸脱しているエンディングにしたのですが、もしこれがリアルタイムや、ここ数年の話だとしたら、高熱ならコロナかもしれないのに、何をイチャイチャ看病してるんだ!?となってしまうので、丁度良かったわけです(笑)

飛鳥の言動が発達障害っぽいと思われた人もいらっしゃるかもしれませんね。

今、病院で調べたら、恐らくそうなのでしょうけれど、時代設定が20世紀なので、本人も周りも誰も気付いていません。

といっても、20世紀のいつ頃の設定なのか、具体的に決めては居ません。

何しろ、20世紀に学生時代を送りたかった!という、著者の願望や憧れで書いているので、いつ頃、寝台車が消えて新幹線が開業したか?とか、Wham!の【ラスト・クリスマス】は何年リリースか?など、調べながら(そこはネット検索、という…)書いたのですが、実際に20世紀に学生だった方々から見たら、ちょっとおかしいぞ、と感じるところもあるかもしれません。

また次の拙作でお目にかかれると幸いです。

Merry Christmas!
< 63 / 63 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:2

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

Out of the blue ~デキてない結婚~

総文字数/47,080

恋愛(ラブコメ)163ページ

表紙を見る
Y'a pas que les grands qui rêvent

総文字数/14,358

青春・友情42ページ

表紙を見る
Bravo, nous avons gagné !

総文字数/28,830

恋愛(その他)78ページ

第1回ベリーズ文庫デビュー応援コンテストエントリー中
表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop