私に秘密でアイドルをやっていた幼馴染のお兄ちゃんに愛されてます!
「美鈴は可愛いなぁ」

理久が私に頭を撫でられながらそう言った。

「子供扱いしないでよ」

私は頬を膨らませた。




「子供扱いじゃないよ」




え!?




「美鈴はどんな扱いがいいの?」




恥ずかしくて死にそう。

私は真っ赤の顔で俯いた。




「美鈴は十分綺麗な女の子だよ」




理久がさっきのライブの王子様みたいな笑顔で言った。

恥ずかしすぎる。

「やっぱり子供扱いでいい」

「そう?」

理久は何故か満足そうだった。
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