fantasista 3 ー永遠にー
それから……
意外にも会話が弾んだ。
といっても、柊のサッカーの話ばかりだ。
「戸崎選手は来年もアスールに残るんだよね?」
舞さんが目を輝かせて言う。
そして柊は、こんな時は好青年の振る舞いをする。
「はい。来年も出来る限り頑張ります」
そんな柊がかっこいいと思いながらも、外面の良さに驚きを隠せない。
「戸崎選手、年俸もぐんと上がって四千五百万円だし!」
その言葉に、
「よ、四千五百万円!?」
あたしは悲鳴を上げていた。