fantasista 3 ー永遠にー
俺は逃げるようにロッカールームを出て、家に帰る。
家に帰ったところでみどりに見せる顔もない。
みどり、まだ帰っていないだろうな。
少し心を落ち着けよう。
そう思って扉を開けるが……
「柊、おかえり!」
なんとみどりが帰っているのだ。
その声を聞き、思わず扉を閉めそうになる。
だけどみどりが扉をぐいっと開け、
「今日ね、旅行会社な寄って新婚旅行のパンフレットもらってきたの!」
なんて嬉しそうに言うから逃げられなくなった。
その笑顔を見ると、もっと笑って欲しいと思ってしまう。
大切な大切なみどりを苦しめた俺、最低だ。