fantasista 3 ー永遠にー
「でも、絶対渡さねぇ。
みどりは俺のものだ」
柊は切なげに言葉を吐き、身を起こしてあたしを抱きしめる。
ボディーソープの香りと、微かに柊の香りがする。
それがあたしの頭を狂わせる。
顔が熱くなって、ぼーっとなって、何も考えられなくなる。
ただひたすら、柊が好きだと思う。
柊は唇を寄せ、食べてしまうようなキスをする。
頭が真っ白になるあたしを、そっと支えながら。