余命1年の人生
今日から通う学校は華崎高校

それなりの私立で、進学校なんだよね

今私の隣にいる人は幼なじみの楓

小さい頃からよく遊んだり、お互いの家行き来したりと仲がいいんだよね

家から学校までは徒歩10分程度で着く

あ、あの後ろ姿は

私はある人物の元へ走り出した

「うーか!おはよう〜」

「わっ、びっくりした〜、琴美か〜、おはよう!」

「私、入学式楽しみすぎて眠れなかったんだけど。初夏(うか)も?」

私は初夏の肩に手を置いて、身を乗り出した

「もう〜。琴美痛い〜。え、琴美も眠れなかったの?私もなんだよね」

初夏と楓と話してるうちに、生徒玄関に着いた

まずはクラス表を確認しないとね
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