告白練習のはずが逆に告白されました

いつもの湊くんじゃないみたいで、恥ずかしい……


「ふはっ、すっごい顔が赤い」


「だ、誰のせいだと……」


「俺のせいでしょ?でも、もう容赦しない。好きって自覚してから少し冷たくあたっちゃったけど、いまからは、伝えまくる」


湊くんが、私の耳元で呟く












「大好き。愛してるって」














「っ!?み、湊くん!?」


「ふはっ、顔真っ赤。今日はこれで勘弁してあげる。明日から覚悟しててね?」





ど、どうしよう……湊くんの甘さがさらにあがってしまった……



私は、その日赤くなった顔を冷ますかのようにすぐさま家のなかに帰った
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