切っても切れない関係
幼なじみの名は

相馬樹(ソウマイツキ)

身長183センチ
体重は確か72キロくらいだと言ってた。
人見知りで無愛想な所が唯一の欠点男。
勉強も出来る、スポーツも万能、高身長、
オマケに顔がドン引きするほどのイケメン。
どちらかというと色白で
色素の薄いサラサラの髪に
色気満載の切長の茶色に近い瞳。
骨格もがっしりして
男らしさも兼ね備えてる。


樹が通るとすれ違う女子は
みんな振り返る。


まさに、パーファクトな男。


そんな彼がいつものように2回3回と
大あくびしながら私の自転車に跨った。


樹の自転車がパンクして
使い物にならなくなってるから

朝、約束時間に遅れた方が
自転車を運転する事になっているんだ。


私が黙って自転車のステップに足をかけると
出発の合図


幼稚園、小中高とずっと一緒なので
阿吽の呼吸である。


でもね、樹は人見知りで
無愛想だけど、本当は優しい。
いつも絶対に約束時間に遅れてくるんだよ。


私の唯一の自慢。
それが幼なじみです!

(※自転車の2人乗りは禁止ですが小説内では良いという事で)
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