切っても切れない関係
教室を出て、校舎から出て
グランドの脇の花壇の所まで
着いていくと立ち止まり振り返ると


「この辺なら
邪魔されないかな?」


と、彼が呟いた。


すると


「あの、俺、高木健太郎と言います。」


と、頭を下げたので


「ああ、はい…はじめまして。
私は藍沢紅葉と言います。」


と、私も頭を下げた。


なんなんだ?この状況…


そういえば
彼は私の事知ってるんだったよね?
なんで自己紹介しちゃったんだろう?


シーーン


シーーン

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