砂漠の国の素直なお姫様は隣国の王子に愛される!
アルフリード様と結婚式の合間にバルコニーに出た。
アルフリード様が私の横に立つ。
そして、私にキスをした。
「サラがいる未来なら頑張れそうだ」
アルフリード様が私を抱きしめる。
私は優しく抱きしめ返した。
「きっと幸せにします」
「それは僕のセリフなんだけどなぁ」
この二人が築く未来はきっと幸せなものになることでしょう。
アルフリード様が私の横に立つ。
そして、私にキスをした。
「サラがいる未来なら頑張れそうだ」
アルフリード様が私を抱きしめる。
私は優しく抱きしめ返した。
「きっと幸せにします」
「それは僕のセリフなんだけどなぁ」
この二人が築く未来はきっと幸せなものになることでしょう。
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【この作品は、第一回デビュー応援コンテスト・テーマ『溺愛×スカッと』応募作品です!】
ずっと私の世界は暗かった。
歴史のある財閥の娘であっても、家族からの愛は得られなかった。
高校を卒業して、家を出るために就職したはずなのに。
「深井さんって暗いよね」
「仕事は好きそうだし、押し付けちゃえば?」
「いいね、どうせ文句も言わないし」
職場でも馴染めずに、ただ毎日を過ごしていた。
そんなある日、我儘な妹がやって来た。
「私、愛のある結婚がしたくなっちゃった!お姉ちゃん、この縁談変わって?」
断れずに、縁談に向かうしかなかった。
これからもずっと苦しいだけの日々が続くはずだったのに……
「陽月。安心して、笑って。もう一人で不安で震えないで」
「やっと陽月に近づけたんだ。俺とちゃんと向き合って。俺と目を合わせて」
「これくらいで大袈裟だね。俺はもっと陽月に近づきたいのに」
「陽月、俺と結婚しませんか?」
暗い世界に明かりが差し込み始めて、私は愛を知る。
【登場人物】
深井 陽月[ふかい ひづき]・・・24歳。深井財閥の令嬢でありながら、虐げられる生活を送っている。優しい性格だが、自分に自信がない。
×
滝田 奏吾[たきだ そうご]・・・27歳。滝田財閥の御曹司。陽月のことを前から知っていた……?
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【作者に音楽知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】
八月上旬の夜7時、大問題が発生しました。
「エアコン、壊れた……」
どれだけリモコンを押しても反応がない。
「クラリネット、どこで弾こう……」
いつも仕事終わりに家の防音室で練習していた。
趣味と言えど、3年以上続けている趣味。
丁度二週間後に近くの知り合いのバーで披露させてもらえることになっている。
しかし、窓を開けて家で練習をするとなると、さすがに音が漏れる。
周りの住宅も少なく、右隣は空き家。
家の前は道路だけで、住宅はない。
問題は左隣のお家だけ。
確か一人暮らしの男性のはず。しかし、姿を見たことはない。
もしかして誰も住んでない?
そしたら、何も気にせずにクラリネットが吹ける。
そう思って、勇気を出してチャイムを鳴らしたのに……
「可愛いですね、想乃さん」
「想乃さんの音色には、惹かれるものがあったのも事実ですし」
「本当に可愛いと思ったから言っているだけですので」
「押し倒してもいい?」
隣の家の住民は、天才クラリネット演奏者でした。
【登場人物】
大原 想乃[おおはら その]・・・26歳。普通の会社員。趣味はクラリネット演奏。優しくて、案外大胆な性格。
×
宇多川 凛也[うだがわ りんや]・・・27歳。有名クラリネット演奏者。想乃をからかうのが好き。
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その日、新幹線の隣の席に疲れて寝ている男性がいた。
ただそれだけのはずだったのに……その日、私の世界に甘さが加わった。
「案外、本当に君以外いないかも」
「いいの? こんな可愛いことされたら、本当にもう逃してあげられないけど」
「もう奏葉の許可なしに近づいたりしない。だから……近づく前に奏葉に聞くから、ちゃんと許可を出してね」
そのドクターの甘さは手加減を知らない。
【登場人物】
末永 奏葉[すえなが かなは]・・・25歳。普通の会社員。気を遣い過ぎてしまう性格。
恩田 時哉[おんだ ときや]・・・27歳。医者。奏葉をからかう時もあるのに、甘すぎる?
田代 有我[たしろ ゆうが]・・・25歳。奏葉の同期。テキトーな性格だが、奏葉の変化には鋭い?
【作者に医療知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】
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