2年で離婚予定の妻ですが、旦那様が永久溺愛で逃がしてくれません
警察に相談するように言ったら、瑞穂は表情に躊躇いを滲ませた。
『坂本さん、そんなに悪い人じゃなかったと思うんです。いつもは穏やかで気さくな方で……』
『この期に及んであいつをかばうのか』
頭に血が昇り、信号待ちで車を停めると同時に、瑞穂に唇を押し付けた。
呼吸を止めた瑞穂から戸惑いがひしひしと伝わってきて、俺は何をやっているんだと即座に後悔した。
どうすればいいのかわからず、心臓が暴れるのを隠し、ポーカーフェイスでまた車を走らせた。
帰宅後、疲れているであろう瑞穂に寿司の出前を取ることを提案したが、瑞穂は首を横に振って明るく笑った。
無理やり明るく振舞ったというほうが正しいだろう。
「助けてくれたんだから、お礼がしたいです。斗真さんの好きなもの、なんでも作りますから」
瑞穂はそう言ったあと、「あ」と声を漏らす。
「私の料理よりお寿司のほうがおいしいですよね」
瑞穂は小さく苦笑いを浮かべた。
瑞穂が俺のために作ってくれる料理のほうが、よっぽど美味しいに決まってるのに。
「瑞穂が疲れていないなら、瑞穂の手料理が食べたい」
頭にポンと手を乗せると、瑞穂は屈託なく笑った。
そんな瑞穂のことが愛おしくてたまらなかった。
もう一度キスしたい衝動に駆られたのを、すんでのところでなんとか止めた。
『坂本さん、そんなに悪い人じゃなかったと思うんです。いつもは穏やかで気さくな方で……』
『この期に及んであいつをかばうのか』
頭に血が昇り、信号待ちで車を停めると同時に、瑞穂に唇を押し付けた。
呼吸を止めた瑞穂から戸惑いがひしひしと伝わってきて、俺は何をやっているんだと即座に後悔した。
どうすればいいのかわからず、心臓が暴れるのを隠し、ポーカーフェイスでまた車を走らせた。
帰宅後、疲れているであろう瑞穂に寿司の出前を取ることを提案したが、瑞穂は首を横に振って明るく笑った。
無理やり明るく振舞ったというほうが正しいだろう。
「助けてくれたんだから、お礼がしたいです。斗真さんの好きなもの、なんでも作りますから」
瑞穂はそう言ったあと、「あ」と声を漏らす。
「私の料理よりお寿司のほうがおいしいですよね」
瑞穂は小さく苦笑いを浮かべた。
瑞穂が俺のために作ってくれる料理のほうが、よっぽど美味しいに決まってるのに。
「瑞穂が疲れていないなら、瑞穂の手料理が食べたい」
頭にポンと手を乗せると、瑞穂は屈託なく笑った。
そんな瑞穂のことが愛おしくてたまらなかった。
もう一度キスしたい衝動に駆られたのを、すんでのところでなんとか止めた。