心に♪留まる
12頁 別れ
【選択肢···嘆く?嘆かない?】
木内 彩佳 サイド➀
出会いを求めた合コンで
ピンと来る人には、中々出会えなかった。
普通に恋愛をしたいが
この人と思う人には会えず。
そんな時に連れて来られた
合コンで
工藤さんに出会った。
工藤さんは、
身長188センチ
顔は小さくて
切れ長の目だが
笑うと目尻にシワがでて
素敵な人だ。
まったく興味を
持たれてなかったが
もうアタックを繰り返した。
好きです。と、なんど伝えても
良い返事は貰えずに
諦めよう、もう駄目だ
と、何回も思うが
やはり、好きで諦め切れなかった。
工藤さんのすべてを知っている
わけではないけど
この人とずっと一緒にいたいと
思っていた。
自分勝手な考えなのに······
だが、これが最後の告白と
決めた日に
工藤さんよりOKを貰えた。
「ずっと、告白してくれて
ありがとう。
正直、好きかと言われても
わからないんだ。
そんな俺でも良かったら
付き合ってみますか?」
と、言われて
「…是非…。…宜しくお願い…しますっ。」
と。
涙が止まらなかった。
恋人同士になったが
工藤さんの仕事と
私の仕事では休みが違い
会えない日が続いたり
多忙で会えなかったりで
喧嘩が増えて行った。
そんな工藤さんに
初めから
付き合う気持ちもなかったのでは?
と、疑うようになって行き
ますます、喧嘩も増えて行った。
お互いを知らない私達が
うまく行くはずがなかった。
でも、離れられなかった。
離れたら…終る。
それが、目に見えてわかっていたから。
だが、合わずにいたら
連絡もなくなるし
どうして良いか分からなくなっていた。
今、思うと、お互いに合わせようと
しなかったのだとわかるのだが···
そんな時
たまたま一颯さんの保育園を
通りかかって
一颯さんと保育園関係者の方?
と、綺麗な女性が楽しそうに
草むしりをしていた。
一颯さんは、優しい目で
女性を見ていて
女性は、犬?
と、じゃれあっていた。
それにしても三人は、
楽しそうだった。
この人がいるから?
この人がいたから?
私に合わなくても
私に関わらなくても
良かったの?