推し? 好き? 最後はリアコ? ー揺れる心を抱き締めてー
「楽しい~?」



ひょこっとねここくんが聞いてくる。

丁度1試合終わった合間だった。



「う……はい」



それはもう,緊張も忘れ,楽しくて仕方ないほどです。



「良かった」



口を綻ばしたらぅるくんが言う。

私は居たたまれなくて,小さく俯いた。



「言い直さなくても,タメ語でいいよー」

「あ! 僕もそれがいー! 敬語とか慣れなくてそわそわする。ぼ,僕も敬語の方がいいのかな…っみたいな。朔くらい気安く……いや寧ろ雑に扱ってほしい……!」

「おい調子乗んな,やめとけってまろん」



みるきすに……タメ語。

……無理。



「えっと……善処しま」

「ゲームしてりきとくん達が買ってきたお菓子食べて。俺達もう友達じゃん!」

「いやそれはどうよ」



適所で突っ込むりきとくんを見て,私はほぅっと肩の力を抜いた。

もうおかしくておかしくて。

受け入れて笑ってるしかない。
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