故意な恋~ヤンデレ社長は愛しい妻と共に~

ー?sideー



「晴人さんが、喜ぶ顔が、見たい、ので…」

俺の可愛い奥さんが、そう途切れ途切れに話す。

本人に自覚はないのだろうが、背中を向けていても、

首が真っ赤に染まっているので照れているのは丸わかりだ。

「っ、はぁ…」

俺の奥さんが可愛すぎて、どうにかしてしまいたい。

食べちゃいたいくらい可愛いと言うのは、このことだろう。

「依里、俺をこれ以上惚れさせてどうするの?」
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