春風、漫ろに舞う
「親父、改めて紹介する。
…こちら彩瀬 芽来さん。
俺のかけがえのないたった一つの希望です。
正式に一条組若頭の女として、認めて頂きたい。」
いつもより凛とした声で。
きっぱり言い放つ藤雅にドキッとした。
わたしが知っている藤雅とは違う人みたい。
気がつけば、自然にわたしもつられて頭を下げていた。
「2人とも顔を上げなさい。」
「ほら、芽来ちゃんも。」
ぎゅっ、と手を握られて。
驚いて顔をあげると、藤雅のお母さんがわたしの手を取って微笑んでいた。
え、なんで笑ってるの?
よく見ると藤雅のお父さんも笑ってる…。
なんだろう、なに言われるの?
…こちら彩瀬 芽来さん。
俺のかけがえのないたった一つの希望です。
正式に一条組若頭の女として、認めて頂きたい。」
いつもより凛とした声で。
きっぱり言い放つ藤雅にドキッとした。
わたしが知っている藤雅とは違う人みたい。
気がつけば、自然にわたしもつられて頭を下げていた。
「2人とも顔を上げなさい。」
「ほら、芽来ちゃんも。」
ぎゅっ、と手を握られて。
驚いて顔をあげると、藤雅のお母さんがわたしの手を取って微笑んでいた。
え、なんで笑ってるの?
よく見ると藤雅のお父さんも笑ってる…。
なんだろう、なに言われるの?