春風、漫ろに舞う
「帰ってくる時、公園で拾ったの。
交番に届けて来た方がいいよね?」
「うーん、そうだね…。
きっと高価なものだし、落とした人も困ってるかもしれないね。」
でも、素敵だしもらっちゃえば?と。
お母さんは冗談仄めかして言っていた。
確かに、少し貰いたい気はする。
あんなにカッコイイ人の持ち物なんて、そうそう手に入るはずがない。
それに、こんな高価なハンカチをわたしが買う機会なんてあるわけがない。
「いや、やっぱり届けてくるよ。
すぐ帰ってくるから。」
重たいリュックをおろして。
ポケットに携帯と鍵が入ってるのを確認して、わたしは交番へ向かった。
なんでわたしまたここ往復してるんだか。
疲れてるって言うのに。
ため息をつきながら、近道の為に公園に入っていくと。
交番に届けて来た方がいいよね?」
「うーん、そうだね…。
きっと高価なものだし、落とした人も困ってるかもしれないね。」
でも、素敵だしもらっちゃえば?と。
お母さんは冗談仄めかして言っていた。
確かに、少し貰いたい気はする。
あんなにカッコイイ人の持ち物なんて、そうそう手に入るはずがない。
それに、こんな高価なハンカチをわたしが買う機会なんてあるわけがない。
「いや、やっぱり届けてくるよ。
すぐ帰ってくるから。」
重たいリュックをおろして。
ポケットに携帯と鍵が入ってるのを確認して、わたしは交番へ向かった。
なんでわたしまたここ往復してるんだか。
疲れてるって言うのに。
ため息をつきながら、近道の為に公園に入っていくと。