逃すもんか
元気に出社した私。

美桜さんと平岡さんにちょうど会社の入口で一緒になった。

「「おはよう!ゆかりちゃん。」」

「おはようございます!平岡さんご夫妻」

「今日もウチに2人で来るんだろう?」

「はい。史弥さんがお土産渡したいって言ってましたし、昨日はご迷惑をお掛けしたのでクルクル寿司ですが、テイクアウトして伺います!」

「うん。待ってるよ〜 ゆかりちゃん。指輪がキラキラ光ってるよ〜」

「ホントだ。素敵よゆかりちゃん」

「へへ。本当にピントがズレまくっててすみませんでした。」と頭を下げたゆかり。

「まぁ、今日は高木さんからの質問の攻撃が凄くなりそうね〜」

「ああ。1番結婚したい人が出来なくて可哀想だなぁ〜 頑張ってね〜
じゃあ俺はコッチだから〜」と手を振って営業部へ入っていく平岡さん。

「ウワサは広がるの早いわよ〜。ふふふ」と美桜さん。

なんか怖いよ〜。

「おはようございます」と美桜の後からサササっと席に着いた。

私は課長のデスクへ向かった。

「課長。お休みをいただきありがとうございました。」

「治って良かったね。」

「また今日から頑張ります!」とお辞儀をして自席に戻った。
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