きみと繋げた雪明かり


「はぁ……」



誰にも聞こえないように、一人で小さくため息をつく。


一応話せる友達はともえちゃんがいるけれど、一学年下だしそこまで頻繁に会えるわけじゃないから、こんな感じの班活動はかなり辛いものがある…



できるだけ早く終わって欲しい…



ふと、岬木くんの班の机を見ると、いつも通り男女混ざって楽しそうにお喋りしているし、違和感もない。



コミュ力の差、かなぁ…



私がいる班には、さっきぶつかってきた子もいてなんだか気まずい。



…でも、授業なんだししっかりやらなきゃ。



仮にも、『副会長』なんだし…!



私が不調のせいで生徒会にも岬木くんの顔にも泥を塗るわけにはいかないから、やることはしっかりとやらなきゃ…!



そう意気込んで、先生か来るのを待った。
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