私は私と思えたら

維持期

今は、授業中。ほんとに暇。
桐とか堂々と寝てるし。恵美にコソッと喋りかける。

海美「サボローよ?」

恵美「そうだね。こんな授業面白くないしね。屋上行く?」

海美「うん。屋上、行こ。嵐希のみんなどうする?」

恵美「テキトーに理由つけて騙そwww」

海美「そだねー。行こっか。」

ガタッ

龍「どこ行くんですか?」

海美「ちょっと、お手洗い!」

龍「そうですか。」

龍の横を通りすぎる時、耳元でつぶやく、

海美「しばらく戻ってこないかもだけど、探さなくていいからね。」

龍「へっ?」

海美「クスッじゃ。」

ガラガラ

龍「なんなの今の?」
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