私は私と思えたら

まさかの部屋番号

今やっっと入学式が終わったところです。疲れすぎて倒れそう。

「おねぇちゃん。今日から寮生活だよー!!
男子寮の1番近くなのは、嫌だけどさ…。」

今日から私たちは寮生活。それも男子寮の1番近く。ほんとに最悪。

「おねぇちゃん!!早く行こうよ!!」

「うんうん。行こっか^^」

テンション上がってニコニコしてる恵美を見るのはほんとに可愛い。私までニコニコしちゃう。

「見えてきたよ!!!!!!!楽しみだな〜……
ねぇ、あれってさ、『嵐希』じゃない?」

「こんなところにいるわけないじゃ…。いたわwww」

「笑ってる場合じゃないよ!どうする?隣の部屋だったとしたら。」

「なんかこっち来てない!?」

?「あの部屋番号は何番ですか?」

「へ?えっと、802ですよ?」

恵美、語尾に?ついちゃってんじゃん。

?「では、僕たちの隣ですね。」

恵美・海美『え〜〜〜!!!!!!!嘘でしょ!!』

?「瑠衣くんなにやってんの?」

?「部屋番号を聞いていました。この方達が隣らしいですよ。」

『悪いんですけど、私たち疲れているので早く部屋に行きたいんです。退いてください。』

?「じゃあ後で部屋行くね〜!!」

恵美・海美『別に来なくていいです。』
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